収益性分析

売上高利益率

2023年8月7日

売上高利益率とは

売上高利益率とは、会社の最終利益である当期利益を売上高で除したものです。企業の収益性をはかる指標です。大きければ大きいほど良いです。

売上高利益率を図解

売上高利益率を図解すると次の通りです。

左端の売上高から売上原価、販売費等、各種の費用を差し引いて計算される会社の最終利益が右端の当期利益ですが、売上高利益率は売上高に対する当期利益の割合です。

売上高利益率の平均

売上高利益率は業種や年度によって利益率が違いますが、おおよそ平均して5%程度です。100億円売上高を稼ぐ会社でも最終的に税金払って手元に残った当期利益はたったの5億円ということでかなりシビアですね。

サンプル問題

せっかくなので売上高利益率を計算してみましょう。

答え合わせ

720/10000*100=7.2%

中の人

事業会社の財務担当者として勤務していたことがある異色の経歴の勤務税理士。休日に植物いじるのが趣味。あと猫好き。早く独立して氏名公開したい。

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