利益の検索結果 65 件

財務分析Financial analysis

2025/4/1

財務分析とは

財務分析とは 財務分析(読み方:ざいむぶんせき)とは、貸借対照表や損益計算書といった財務諸表の数値を財務分析指標にあてはめることでその会社の安全性や収益性を分析し、その会社を評価することをいいます。     ちなみに、通常、決算書を読むためには会計知識が不可欠ですが、財務分析を行う場合は会計知識がなくても決算書を読むことが可能です。これは結構すごいことだと個人的に思います。 財務分析の実施方法 財務分析はExcelなどのツールを使用して計算(証券アナリスト、投資家等が実施する場合)する ...

2025/2/9

インタレスト・カバレッジ・レシオの分子の利益

インタレスト・カバレッジ・レシオの基本算式 インタレスト・カバレッジ・レシオの基本算式は次のとおりです。我が国においては分子の利益は営業利益を使う方法が一般的です。しかしアメリカではEBITを使います。これは我が国とアメリカの会計基準の違いによるもので意味としては同じです。 損益計算書の利益 我が国の会計基準において損益計算書は次のとおりで、利益は全部で5種類あります。 営業利益 そして、この5種類の利益のうち支払利息の支払原資となりうるのはどの利益かを考えると実は一択しかなく、それが営業利益です。 した ...

2025/2/9

インタレスト・カバレッジ・レシオ(Interest Coverage Ratio)

インタレスト・カバレッジ・レシオとは インタレスト・カバレッジ・レシオとは、利息を差し引く前の利益と借入金利息を比較したもの。 どれだけ容易に借入金利息を支払えているかを示す。 倍率が高いほど余裕があることを意味する。 インタレスト・カバレッジ・レシオはInterest Coverage Ratioと英語表記。 インタレスト・カバレッジ・レシオの算式は次のとおり。 インタレスト・カバレッジ・レシオの分子 なお、インタレスト・カバレッジ・レシオを計算する際、分子を営業利益とする方法と分子をEBITとする方法 ...

2025/3/30

自己資本比率の分子は純資産が一般的

自己資本比率の基本算式は当サイトでは分子に純資産を使う方法でご紹介しております。 しかし、自己資本比率という名称的に純資産ではなく自己資本を使うべきなのではないか、といった疑問も当然ありうると思います。そのあたりについて解説を行いたいと思います。なお、結論的には当サイトでご紹介している分子に純資産を使う方法が一般的です。 自己資本ではなく純資産を使うのが一般的な理由 ちなみに、自己資本比率の計算では自己資本ではなく純資産を使うのが一般的です。理由としては、評価換算差額等のような項目は単なる差額概念であって ...

2025/3/23

売上高利益率(Profit margin)

売上高利益率とは 売上高利益率とは、会社の最終利益である当期利益を売上高で除したものです。企業の収益性をはかる指標です。大きければ大きいほど良いです。 売上高利益率を図解 売上高利益率を図解すると次の通りです。 左端の売上高から売上原価、販売費等、各種の費用を差し引いて計算される会社の最終利益が右端の当期利益ですが、売上高利益率は売上高に対する当期利益の割合です。 売上高利益率の平均 売上高利益率は業種や年度によって利益率が違いますが、おおよそ平均して5%程度です。100億円売上高を稼ぐ会社でも最終的に税 ...

2025/2/9

自己資本利益率(ROE)の分解

自己資本利益率(ROE)の分解 自己資本利益率は、売上高利益率×総資産回転率×財務レバレッジ、又は総資産利益率(ROA)×財務レバレッジへと分解することができます。 まず最初に自己資本利益率は次のような算式となりますが、 総資産利益率を取り出す感じで分解すると次のようになります。 分かりやすくラベルを付けると次のとおりです。 総資産利益率も分解できる さらに、総資産利益率も分解できますのでそれも分解していきます。 ちなみに下のページで解説した内容と同じです。 まず、総資産利益率とは次のような算式となります ...

2025/3/23

総資産について詳しく解説

超簡略化して解説しますと、総資産とは、貸借対照表の資産全体を意味します。下のような図解の青色部分全部です。 総資産の貸借対照表の表記 では実際に貸借対照表の具体例を使って総資産の部分を赤で囲ってみたいと思います。それがこれです。 総資産の意味 総資産には会社が事業活動に投下している資産全体といった意味があります。財務分析においてよく使われる数字です。それだけ意味があるということでもありますが。 総資産は三つに区分される 総資産は流動性などの観点から次の三つの分類して貸借対照表に表示されます。 流動資産 固 ...

2025/3/23

純資産について詳しく解説

純資産(読み方:じゅんしさん)とは、貸借対照表に表示されている資産の総額(総資産)から負債の総額(総負債)を差し引いた差額です。かつて資本の部、資本、自己資本などと呼ばれていた部分になります。 なお、海外の会計基準においては貸借対照表の純資産のことは通常、株主資本と呼びます。ちなみに株式会社の場合です。 資本から純資産へと 資本と呼ぶのは間違い 我が国の会計学上、伝統的に純資産のことを資本の部や資本、自己資本などと呼んできました。しかしこの呼び方は世界的にみて相応しくない(ストレートに言うと間違い)のもあ ...

2025/3/23

総資産利益率(ROA)の分母と分子

分母の総資産のアレンジ 総資産利益率(ROA)の基本算式は次のとおりですが、少しアレンジして分母と分子にひと手間加えた金額を使用する方法もありますのでご紹介します。 分母に加重平均した金額を使用 総資産利益率の算式の分母の総資産には期末貸借対照表の総資産の金額を使う方法が一般的ですが、期首貸借対照表の総資産と期末貸借対照表の総資産の金額を足して2で割って加重平均した金額を使う方法もあります。東証が公表している決算短信の集計レポートでは加重平均した金額が使用されてます。 期首貸借対照表の総資産を使用 逆に、 ...

2025/2/9

総資産利益率(ROA)と自己資本利益率(ROE)の比較

ROAとROEは別の指標 総資産利益率(ROA)と自己資本利益率(ROE)は非常によく似ていますがそれぞれ別の指標になります。 そこで両者の違いを簡単な図解で解説してみたいと思います。なお、総資産利益率(ROA)と自己資本利益率(ROE)に関してはそれぞれ別ページで解説を行っていますのでそちらも併せてご覧ください。 総資産利益率(ROA)の図解 まず最初にこちらが総資産利益率(ROA)です。 自己資本利益率(ROE)の図解 次にこちらが自己資本利益率(ROE)です。 解説 わざわざ解説する必要もないかとは ...