fsreading.net
収益性分析効率性分析安全性分析CVP分析

自己資本利益率とは

自己資本利益率とは自己資本に対する当期純利益の割合をいいます。自己資本利益率は英語でReturn On Equityと表記されることから略してROEとも呼ばれます。収益性分析の指標です。

自己資本利益率

ROEは英語で「Return on Equity」と表記され、「リターン・オン・エクイティ」と読みます。


当期純利益 自己資本利益率
自己資本

自己資本利益率に関する詳しい解説



かんたん財務分析診断シート

8箇所数字を入力するだけで重要財務分析指標10種類を自動計算してくれる財務分析診断シートです。ダウンロードはこちらから無料で可能です。
かんたん財務分析診断シート




株主資本コストについて

以下、補足となります。

一般的に最も安全な金融商品である「国債」の利回りは2%程度となっていますが、この最も安全なリスクのない金融商品である国債の利回りのことをリスクフリーレートといいます。

つぎに、株主にとって通常の私企業への投資は投資対象企業の倒産リスク等の様々なリスクを伴います。したがって、出資配当利回りがリスクフリーレートに投資対象企業のリスク分を上乗せした利回りを上まると期待できない限りは、投資家は株式を購入せず国債を購入したほうが理論的には効率的な資金の運用となります。

つまり、理論的な株主資本コストはリスクフリーレートに対象企業のリスク(リスクプレミアム)を上乗せしたものとなります。

株主資本コスト = リスクフリーレート + リスクプレミアム

なお、金融理論においてリスクプレミアムは「β×マーケットリスクプレミアム」であるとされますが、このあたりについての詳細は『ざっくり分かるファイナンス』が詳しいので興味のある方はぜひお読みください!社会人の方は読んでおいて損はない書籍だと思います。



Copyright (C) 2008 FS READING All rights reserved.

会計学を学ぼう!キャッシュフロー連結決算連結納税
税効果会計複式簿記決算書テンプレート
資産負債純資産収益費用貸借対照表損益計算書