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目次
  1. 負債比率(DEレシオ)とは
  2. 有利子負債に限定したものがDEレシオではない
  3. 負債比率と自己資本比率の関係
  4. 負債比率と財務レバレッジの関係
  5. 負債比率は2倍を超えると危険

 

負債比率(DEレシオ)とは

負債比率とは負債と自己資本の割合を示したものです。負債が自己資本の何倍あるかという意味あいから負債資本倍率とも呼ばれます。

負債比率は英語でDebt-to-Equity Ratioと表記されることからD/Eレシオとも呼ばれます。安全性分析の指標です。

負債比率(DEレシオ)の算式は次のとおりです。倍数で示すのが一般的です。



自己資本比率との整合性からで表記する方法もあります。どちらでもよいです。

負債比率


有利子負債に限定したものがDEレシオではない

なお、分子を総負債ではなく有利子負債に限定して計算する方法もあります。そしてその場合を特にD/Eレシオと呼ぶというようなことを書いているサイトを見かけましたがそういった区別は全くありません。

DEレシオとは英語のDebt-to-Equity Ratioの和訳したものですが英語文献を読みましたがその計算においては総負債(Total liabilities)を使用するのが一般的です。なぜかといいますとDEレシオは財務的な健全性のみを評価する指標ではなく、財務レバレッジの評価としても使われるからです。


負債比率と自己資本比率の関係

信用力が乏しくどうしても借入金の依存度が高くなってしまう中小零細企業は特に借入金の依存度が高くならないよう安全性を考慮して自己資本比率50%以上が理想だとされます。

その自己資本比率50%の会社の貸借対照表を図解すると次のとおりになりますが、



その自己資本比率50%となる会社の負債比率は100%(1倍)になります。


負債比率と財務レバレッジの関係

なお、収益力が高い会社の場合には財務レバレッジを効かせて事業規模を拡大させることが利益の最大化を目指す上で重要となります。

負債比率100%や自己資本比率50%にこだわりすぎると成長性損なわれてしまうため要注意です。


負債比率は2倍を超えると危険

上場企業の場合、負債比率は倍数が大きいほど財務レバレッジを効かせている(つまり収益性が高い)ことを意味しますが多きすぎる場合には株主に対して高いリスクがあることを示します。

負債比率200%(負債比率2倍)以下が理想です。上場企業であっても負債比率が2倍を超えてくるとやや心配な水準となるためです。



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