当座比率とは
当座比率とは、流動負債に対しどれほどの当座資産を保有しているかを示す指標です。安全性分析の指標です。
当座比率はAcid-test ratioと呼ばれていると日本でもよく知られていますがAcid-test ratioはスラングであり、正式な表記としてはQuick Ratioとなります。

流動比率とは異なり分子に当座資産(現預金と売掛金などの売上債権)を使います。つまり棚卸資産を含めないため当座比率のほうが流動比率より厳密であると言えます。
なお、流動比率は棚卸資産を含めて計算しますが通常の企業であれば棚卸資産の在庫期間は売上高の1ヶ月程度しかないためそこまで問題ないとも考えられますが過剰在庫となっている会社は注意が必要です。
黒字倒産した株式会社アーバン・コーポレイションのケースがまさにそれですが、株式会社アーバン・コーポレイションは20年8月に過剰在庫を原因として黒字倒産していますが、流動比率を計算すると200%以上ありました。即ち、流動比率だけで見ると支払能力において問題がないということになってしまいます。
当座比率の計算
当座比率に関する詳しい解説
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