資金繰り分析の指標
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在庫回転期間

在庫回転期間(inventory turnover period)は、商品を仕入れてどのくらいの月数または日数で販売できているかをみる指標です。在庫回転期間は正確には棚卸期間回転期間と言います。ただし実務的には在庫回転期間と短縮することが多く、在庫回転期間と言ったほうが通っぽいのでおすすめです。

在庫回転期間は、期間が短ければ短いほど商品を仕入れてから在庫となっている期間が短く、よく回転している(よく売れている)ことを意味します。逆に期間が長い場合は過剰在庫滞留在庫が存在している可能性を意味しています。

在庫回転期間は商品の種類別にみることにより売れ筋商品死に筋商品を判別する使い方もできます。在庫回転期間の算式は以下のとおりです。



在庫回転期間の算式

在庫回転期間の算式は次のとおりです。

ちなみに在庫回転期間には在庫回転月数在庫回転日数があります。実務的には貸借対照表の売上原価を暗算で12で割ったものを使うほうがスマートであるため、税理士等の実務家は在庫回転月数を使う人が多いと思います。ただし在庫回転日数のほうが正確であるため、株式投資家等、通常は在庫回転期間を計算する際には在庫回転日数で計算します。


在庫回転期間(在庫回転日数)の計算

棚卸資産と売上高または売上原価の金額を入力して計算ボタンをクリックすると在庫回転期間が計算されます。

棚卸資産 在庫回転期間
売上高または売上原価



在庫回転期間(在庫回転日数)の具体例

売上原価2,000、棚卸資産100の会社の棚卸資産回転期間は次のとおりとなります。
100 ÷ ( 2,000 ÷ 365 ) = 18.25 → 18.25日



在庫回転期間の分母

ちなみに在庫回転期間は分母に売上高を使う方法と売上原価を使う方法があり、売上高を分母とする方法のほうが一般的です。ただし正確性の観点からは売上原価とするほうが正しいと思われるため当サイトでは分母を売上原価とする方法を紹介しています。

ちなみに日本では売上高を使う方法が一般的ですが、アメリカでは通常売上原価を使うのが一般的です。さらにアメリカでは分子の棚卸資産も期首と期末を平均した金額を使うのが一般的となっています。



在庫回転期間は、着工から完成に至る期間が長い建設業や製造業は平均的に40日、製造業、小売業の場合は30日(1ヶ月)くらいが平均となっています。卸売業の場合は若干短く20日くらいが平均となっています。


収益性分析

ROA
ROE
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資産回転率
財務レバレッジ
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安全性分析

流動比率
当座比率
現預金月商比率
自己資本比率
固定長期適合率
固定比率
有利子負債月商比率

資金繰り分析

売上債権回転期間
在庫回転期間
インタレスト・カバレッジ

その他の指標

売上債権回転率
在庫回転率
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PER
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