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目次
  1. 売上高総利益率とは
  2. 売上高総利益率は業種により大きく異なる
  3. 売上高総利益率の活用方法
    1. 製品別に比較する
    2. 期間比較する

 

売上高総利益率とは

売上総利益は売上高から売上原価を差し引いて計算した利益で粗利とも呼ばれます。収益性分析の指標です。

売上高総利益

この売上総利益を売上高で除したものが売上高総利益率です。

売上高総利益率


売上高総利益率は業種により大きく異なる

売上高総利益率は高ければ高いほどその会社が高い付加価値を付けた商品を販売していることを意味します。ただし、少ない利幅の商品を大量販売することで利益の絶対額を増やすという戦略もとりうることから売上高総利益率は一概に高ければ高いほどよいというわけでもありません。

ちなみに会社の最終目標はあくまで税引後当期純利益の最大化であり、売上高総利益率(会社側からみた値入率)はその会社が採用している競争戦略に過ぎません。

なお、売上利益率は業界や業種によって大きく異なる比較の際には同業他社平均と比較する必要があります。


21年 22年 23年 24年 25年
全業種平均 - - 17.6 17.7 18.1
製造業 - - 17.8 18.1 19.2
電気・ガス業 - - - - -
情報通信業 - - - - -
卸売業 - - 10.4 10.4 10.2
小売業 - - 27.5 27.6 27.5

さらに詳細な統計データはこちら


売上高総利益率の活用方法


製品別に比較する

売上高利益率は商品別、製品別に比較してみるとどの製品を多く販売することが当期純利益の最大化に繋がるかが判明します。


期間比較する

小売業の場合には売上高総利益率は仕入値に対していくらの利益を上乗せするか、であるため基本的に売上高総利益率は大きく変化しません。例えば前期20%であったなら当期も概ね20%になるはずですし翌期も概ね20%になるはずです。

しかし製造業の場合には原材料を仕入れてそれに人件費などを掛けて製品を製造していくため売上高総利益率は変化します。したがって期間比較することで問題発見につながります。


統計データについて

上記の統計データは経済産業省発表の企業活動基本調査速報から抜粋(一部加工)を行なっています。


 

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