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目次
  1. キャッシュ比率とは
  2. 類似する流動比率との比較
  3. 類似するキャッシュフロー比率との違い
  4. 営業キャッシュフロー比率

 

キャッシュ比率(Cash Ratio)とは

キャッシュ比率とは、流動負債に対しどれほどのキャッシュ(現金及び現金同等物)を保有しているのかを示す指標です。安全性分析の指標です。

日本では全く知られていないですが海外ではCash Ratioとして一般的です。

キャッシュ比率の算式は次のとおりです。

キャッシュフロー比率(Cash Ratio)


類似する流動比率との比較

キャッシュ比率に類似するものとして流動比率や当座比率があります。どれも短期的な流動性を評価したり、換金性の高い資産による流動負債の支払い能力を評価する指標となりますが流動比率と当座比率との比較からキャッシュ比率図解してみるととても面白いです。


流動比率

まず最初にこちらが流動比率です。分子が流動資産です。

流動比率

流動比率

当座比率

次にこちらが当座比率です。分子が当座資産です。

当座比率

当座比率

キャッシュ比率

そして最後にこちらがキャッシュ比率です。分子が現金及び現金同等物です。

キャッシュフロー比率(Cash Ratio)



以上からも分かる通り、キャッシュ比率は流動性を評価する指標の中では最も厳密です。


類似するキャッシュフロー比率との違い

キャッシュ比率に類似するものとしてキャッシュフロー比率もあります。英語でCash Flow Ratioと表記されます。

キャッシュ比率もキャッシュフロー比率もどちらも現金及び現金同等物を対象とするため混乱しそうになりますが、キャッシュ比率は期末時点における現金及び現金同等物を対象とし、キャッシュフロー比率は現金及び現金同等物の当期純増加額を対象とする点で異なります。


キャッシュフロー比率

※キャッシュフローとは現金及び現金同等物の当期純増加額をいいます。詳細はこちら


営業キャッシュフロー比率

なお、キャッシュフロー比率の応用として営業キャッシュフロー比率という指標もあります。営業キャッシュフロー比率は日本でもそこそこ知られていると思います。英語でOperating Cash Flow Ratioと表記されます。

営業キャッシュフロー比率


 

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